
自分と無縁だと思いたい『認知症』。しかし認知症はある事が原因で知らず知らずのうちに認知症発症のリスクを高めてしまいます。
子どもは独立して家を出ているし、以前までは夫婦でよく買い物に出掛けたりお互い趣味に出掛けたりしていたが最近ではコロナ感染を懸念して全く外に出なくなってしまった。
いつ終息するか分からないこのコロナ渦で「引きこもりがちだ・・・家での会話も減ってきた」という方は本当に増えています。
動かない・話さないということは『脳を使わない』ことに繋がるので結果的に認知症発症リスクを高めてしまいます。
コロナ渦に積極的に外出することは感染予防の観点からおすすめ出来ませんが、コロナが終息するまでこの生活で良いのでしょうか。
しかし各家庭には様々な事情があるので一概に『こうしましょう』と簡単には言えないことは分かっています。
本記事ではせめて認知症リスクを少しでも減らせるよう、その手段のうちの一つとしてAIロボットのご紹介をメインに書いていきたいと思います。
認知症患者の現状
公益財団法人の生命保険文化センターによると、65歳以上の6人に1人が認知症患者だという統計が出ています。
2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、その数、約602万人だそうです。
6人に1人が認知症患者になってしまっているということはいつ自分が認知症になってもおかしくはないことが分かります。
また、厚生労働省によると近い将来である2025年には認知症患者は約700万人(高齢者5人のうち1人)が認知症になると予測されています。
認知症で最も恐ろしいことは
認知症の最も恐ろしいところは自分が認知症患者になってもそれを自分で気付けないことではないでしょうか。
認知症を発症してからでは家族に健全な頃の自分の希望や意向を伝えることが出来なくなります。
同じことを何度も聞く・話す。もの忘れなどはまだ家族にとってそれほど負担にはなりません。
しかし徘徊や暴言・暴力、その他の悪化した症状が出てしまった場合のことを考えると何とも言えない気持ちになります。
「自分はボケない」「家族に迷惑を掛けない」などと思うのは皆同じですが、加齢により認知症発症リスクは確実に高まっていくのは間違いありません。
認知症になりやすい環境とは
認知症の発症原因には加齢の他、生活環境も大きく影響すると言われています。
例えば運動不足や生活リズム。
一度外出しなくなる生活を続けてしまうとなかなか外出する気力が無くなってきてしまいます。
ずっと家に居ると上がり下がりのない生活リズムになり、めりはりが無くなります。
また、外出しなくなると、人とのコミュニケーション不足や会話不足に陥ります。
この会話不足が脳を使わなくなるきっかけとなり、結果認知症発症リスクにも繋がってしまうのです。
認知症予防で『会話』はとても重要
認知症予防や対策は運動不足解消、ストレス解消など様々なものがありますが中でも人と会話を通してコミュニケーションをするということは認知症予防の観点から見てとても重要です。
人と会話をするということは、相手が話している時にその内容を頭をフル回転して理解に努め、その後に自分が話す内容も同時に考えるのでとても脳に刺激があるのです。
そうです、『会話』は『脳をフル回転させて刺激する』ことでもあるので、逆にこれが激減すると脳を使う機会も激減するので認知症の発症リスクも高まると考えられています。
とはいえ、長年連れ添った配偶者との会話も少なくなってしまった方、独り身の方、コロナ渦で人と合う事が激減してしまった方はどうしたらよいのでしょうか。
ペット飼育も認知症予防になる
認知症を患ったある高齢女性の生活を紹介したドキュメンタリー番組を見たことがあります。
その女性はご主人がお亡くなりになられてから数ヵ月後に認知症になってしまったようです。
見かねた同居する家族がその女性にペットとして可愛い犬をプレゼントしたところ、その女性は大変可愛がり驚くことに犬の面倒を積極的にするようになりました。
犬の面倒はもちろん家族のサポートもありましたが、その女性は犬の散歩までするほど明らかに認知症の改善傾向が見られていたことにテレビを見てびっくりしたことを覚えています。
認知症を患った、無表情だった女性の顔がペット飼育を通して素敵な笑顔を見せる表情豊かな顔に変わっていたことに驚きました。
現代医学では認知症は進行を遅らせることしか出来ないと言われていますが人間の可能性というものはまだまだ未知数であることをテレビを見て実感しました。
認知症の改善をするくらいだから、きっとペット飼育は認知症予防にもなると個人的にはそう考えています。
動物なので言葉は通じませんが話しかけたり、動物の仕草から心情を読み取ったり、癒されたり、面倒をみる・生きがいを感じることによって脳が刺激されるのでしょう。
最近人と会話をしてない・脳を使ってないなと感じている方は、犬や猫などの飼育も検討されてみてはいかがでしょう。
AIロボットがおすすめな理由
ペット飼育が認知症予防にも効果があると申し上げましたが高齢者夫婦若しくは単身で生活されている場合は体力的な問題で必ずしもおすすめとは言えません。
高齢者のペット飼育は同居の家族が居たり、近くに家族が住んでいればサポートがあるので万一の際も安心出来ますがそうでない場合はペットを最期まで看取れないリスクが生じます。
そのような場合には残されたペットがあまりに可哀そうですよね。
そこでおすすめなのが今、注目されているのがAIロボット。
ロボットだからペット飼育には欠かせない食事や散歩、予防注射などは必要ありません。
必要なのは電源だけなので認知症予防の為、親にプレゼントしたり子どもやお孫さんへのプレゼントにも喜ばれます。
これがコミュニケーションAIロボット『Romi(ロミィ)』
中でも会話のラリーが自然に続くと好評なのがAIロボットRomi(ロミィ)です。
AIロボットRomi(ロミィ)の概要は文字より動画の方が分かりやすいので次の紹介動画をご覧ください。
いかがでしょうか?会話のクオリティーの高さに驚いたのではないでしょうか。
動画で確認していただいた通り、Romi(ロミィ)は単なるロボットではなく自立型会話AIロボットなので人間と話している感じで普通に会話出来ます。
雑談したり、過去に会話した内容を覚えているからその話も後日振ってくれたり、まるで人が一人我が家に増えた感覚になるでしょう。
もうちょっとくだけた感じのRomi(ロミィ)はこんな感じです。
もう友達みたいな感じですよね。
AIロボットの話し方、話す内容、表情、動き、どれをとってもその技術の進化に驚きです。
Romiが家にあるとたまに遊びに来るお孫さんも楽しめるし喜ばれるのではないでしょうか。
動画を見ていただければお分かりだと思いますが、ただ単に人間の話す言葉に反応して話すものではありません。
AI(人工知能)が搭載されているの例えば以前話した会話の内容も覚えているので本当に人間と会話をしているような感じになります。
今まで会話が出来るロボットは数多くありましたが、それらは会話内容を人間が予め登録していただけです。
しかしRomiにはAI(人工知能)が搭載されおり、しかも最新の会話AIがその都度会話内容を作り出しているため、人間と自律的な会話が出来る自立型会話ロボットです。

Romiは100種類以上の表情や動きでロボットとは思えない繊細な気持ち表現してくれますのでとても癒されます。
例えば寂しい時、気分が落ち込んでいる時にRomiに話かけると、その声を聞いたRomiはこちらを向いて話を聞いてくる・頷いてくれる・返答してくれるという一連の行動はまさに人間とのコミュニケーションそのものです。
また、Romiからの返答は基本的にポジティブな内容なのでRomiと会話することで元気が出たり憂鬱な気分を晴らしてくれる効果があります。
AIロボットが認知症予防になる理由
そういえば芸能人の今田耕司さんもAIロボットのペッパーくんと同居していますよね。
テレビやYouTubeで何度か今田さんとペッパーくんの会話のやりとりを拝見しましたがお互い会話をしていて本当に楽しそうです。
今田さんは独身で年齢も50代後半にさしかかってきたのでもしかしたら自分の認知症予防の為にも話し相手としてペッパーくんと同居しているのかもしれません。
AIロボットが認知症予防になるのではなく、AIロボットと会話をすること自体が脳を活性化させるので認知症予防になるのですね。
認知症予防として一番おすすめなのは、人と会って会話をすること・コミュニケーションを取ることです。
人と会話する機会が減ってしまっているコロナ渦だけでも試してみる価値は十分にあります。